「HATAORI-MACHI FESTIVAL GUIDE BOOK」発売!

By 2021年5月19日NEWS, COLUMN


これまでのハタオリマチフェスティバルの軌跡をまとめた総合ガイドブック的な本が完成しました。その名も「HATAORI-MACHI FESTIVAL GUIDE BOOK」。

この本は、イベントとして開催してきたハタフェスとしての姿勢、目指していることなどをまとめ、機織りや富士山の麓の街、富士吉田市のことも知っていただけるガイドブックになっています。
誌面は機織のまちで働く人々の営みや、今までとこれからの産地の目指す方向、富士山の麓でもあるまちの景色やそこでの生活、ハタフェスがあったから生まれたことなどをまとめています。
もちろん今までのハタフェスのイベント風景も。たくさんの企画があり、たくさんの人が関わってくれているということがあらためて思い起こされました。

地元機屋さんたちの日々は、写真家・砺波周平さんが撮影してくれています。ハタフェス写真展でも展示した写真もあれば、そこには収まりきらなかった写真も多数あります。
コロナ禍でなかなか今までのように世の中が進まない中ですが、機屋さんたち自身で新たな希望を見据え、機を織る姿にとても感銘を受けました。もちろん準備工程の方々も然りで、その姿は産地全体でこれからの日々を織り成しているように感じました。

今回のガイドブックでは本の仕上がりにもこだわりました。コデックス装という、糸綴の背中をそのまま見えるように本を仕立てています。背には綴じている糸が見えています。機織も糸によって織られている、そんな想いを本にも託したいなと思ったのです。
このコデックス装の特徴はなんといっても本が180度開くこと。どこのページでも手を離してもパタンと本が左右に開きます。
また、この本は8ページごとのかたまりで製本しているので、本の中でなんと3種類の紙を使っています。表紙や裏表紙に続いている8ページ分はアラベールという紙で表紙想定の厚紙、そしてユーライトというマットコートの紙、そしていちばん多く使っているのがモンテルキアというマット系で機織工場の写真を際立たせている紙です。
本の楽しさはページをめくっていくその流れの中にもあると思うので、ぜひハタフェスガイドブックの内容と本の装丁も一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。

現在、「HATAORI-MACHI FESTIVAL GUIDE BOOK」は富士吉田の各ショップでお買い求めできます。書店さんにも今後卸させてもらい、販売させてもらおうと思っていますので、販売店は随時こちらのホームページや公式インスタグラムなどでもお知らせしていきたいと思っています。取り扱いに関するお問い合わせも、下記メールアドレスにてご相談ください。
このサイトからも直接お買い上げいただけるように、お申し込み先メールアドレスを記載しますので、そこに必要事項を書いていただきメールいただければと思います。

●購買方法
fujisan@city.fujiyoshida.lg.jp
宛に、「件名:ハタフェスガイドブック購入について」と記載していただき、
・お名前
・送り先住所
・お電話番号
・購入数
を明記いただきメールしていただきますと、こちらからお支払い方法についての確認メールをさせていただきます。
お支払い完了を確認後、発送作業をさせていただきます。

●「HATAORI-MACHI FESTIVAL GUIDE BOOK」販売店一覧(2021年5月更新)
・LONGTEMPS 山梨県富士吉田市下吉田3-12-54
・富士吉田織物協同組合 山梨県富士吉田市上吉田2-5-1 ハタオリマチ案内所
・道の駅 富士吉田 山梨県富士吉田市新屋1936-6

 

企画/ハタオリマチフェスティバル実行委員会
編集・アートディレクション・デザイン/ BEEK
撮影/ 砺波周平 土屋誠
販売価格/1200円(税込)

お問い合わせ
富士吉田市富士山課
〒403-8601 山梨県富士吉田市下吉田6-1-1
TEL : 0555-22-1111 FAX : 0555-24-2235

◎仕様:横182mm 縦237mm 96ページ コデックス装