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ABOUT

ハタフェスについて


富士山のお膝元、山梨県富士吉田市では、富士山の湧き水を使って千年以上前から織物業が育まれてきました。多品種の織物を織る珍しい産地でもあり、近年ファクトリーブランドが多く台頭してきています。当時の機屋の面影を残す建物や、機屋で働く人々が飲みにいったであろう路地裏の飲屋街など、この街だからこそ残っている風情があります。ハタオリマチフェスティバル、通称ハタフェスは、そんな古き良き街の中で開催する秋祭りです。

開催日

2024 
10/19|sat| 10:00-17:00 
10/20|sun| 10:00-16:00
クロージングライブ : 17:00〜(予定)

会場

山梨県富士吉田市下吉田エリア
小室浅間神社 / 旧山叶 / 宮川橋駐車場 / フコク生命ガレージ / 中村会館 / KURA HOUSE / 市営駐車場 / LONGTEMPS / 本町通り・下吉田商店街の空き地・空き店舗ほか

メインビジュアル

nakaban
HATAORIMACHI Market

ハタオリマチマーケット

神社、公園、空き地などを使い、まち一帯を会場とした「ハタオリマチマーケット」を開催します。産地の織物製品から個人で作品を発表しているクリエイターたちの雑貨や装飾品、暮らしに彩りを添えてくれる古道具やおいしいフードまで、約140の多様な店舗が全国から集結します。

Workshop

ワークショップ

まちの至るところで、大人も子どもも楽しめるさまざまなワークショップが開催されます。織物を使ったワークショップはもちろん、その他にも個性豊かな内容のワークショップが揃います。ハタフェスに来た記念に、世界に一つだけの作品をつくってみませんか?

B TAN Market

B TANマーケット

ちょっとした傷により、表に出回ることができない布「B反(びーたん)」をはじめとした廃材資源や活用のアイデアを目で見て触れられるイベント。織物産地ならではの蚤の市で、ぜひハタオリマチの織物に触れてみてください。

POP-UP Shop

産地関コラボレーション「まちのおと」

かつて富士吉田のまちのそこかしこに織機のガッシャンガッシャンという音が響いていたように、日本全国の手仕事の中にもそこにしかない“おと”があるはず。そんな「まちのおと」を響かせるために、個性豊かな日本各地のポップアップショップがやってきます。

Collaboration

コラボレーション

ハタフェスでは、全国のさまざまな作家さんやブランドとのコラボレーションを企画しています。2022年は「tokyo bike」さんの自転車と地元作家がコラボし、オリジナルアイテムが誕生しました。今後どんなコラボレーションが生まれていくのかお見逃しなく!

Fujiyama Textile Project

フジヤマテキスタイルプロジェクト

東京造形大学と山梨ハタオリ産地による産学商品開発プロジェクト。既成概念にとらわれないものづくりをテーマに、毎年数多くの新商品が生まれます。ハタフェスで毎年開催している中間発表会では、アイデアが形になっていく工程を目で見て楽しむことができます。

Walk in FUJIYOSHIDA

まち歩き

ハタフェスでは恒例となっているMr.フジヨシダこと渡辺ー史さんのまち歩き。ディープな切り口で富士吉田の歴史や日常を紹介する渡辺さんのまち歩きは、まさにエンターテイメントそのもの。

Closing Live

クロージングライヴ「ハタオリマチニヒビクウタ」

音楽を通して歴史を紡いできたこのまちの日々を伝えたいという思いのもと、毎年ハタフェスのクロージングとして音楽会を開催しています。イベントの余韻に浸りながらまちの長い歴史に思いを馳せ、これからも続いていく日々を明るく照らす音楽会です。

ハタオリマチフェスティバル メインテーマ
「つなぐ織」

ハタオリマチ、富士吉田市は1000年以上も前から織物の産地としての歴史があります。その長い歴史の中では、今の世の中のように様々な困難と苦労に直面してきました。そんな時、このまちの職人や工場で働く人々は、この産地でできることを常に考え行動しています。どんなときもひたむきにていねいに、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を組み合わせ、織ることを続けています。そのために必要な準備工程の人たちも然り。

「織」という言葉は、「糸」と「戠」(しょく)という字から由来していて、「戠」には目印の意味があり、「糸」を組み合わせることで「模様を目印にしながら布を織る様子」ということでこの言葉が生まれたそう。

つなぐ織。

ハタオリマチフェスティバルでは、産地の人々、そしてこのまちに想いを寄せてくれる人たちの想いを紡ぎ、経糸と緯糸を使って織物を織るように、人と人、人とモノが交流し、このイベントがあったから生まれた成果を顕在化します。
産地の目印として、産地のひとつの物語として、未来につながるイベントになるように。