田舎の民家におじゃまする感じで暖簾をくぐり、玄関で靴を脱ぐ時に「おじゃまします」という言葉が自然と口から出てきそうな店構え。新倉屋うどんは昔ながらの吉田のうどんのお店スタイルで営業しています。
うどんの麺は手打ちで、前日の午後から仕込んで半日寝かせます。そして、営業が始まるとお客さんがお店に入ってくるタイミングを厨房にいながら察知し、お客さんが注文した直前のタイミングでうどんを伸し、切って茹でてお客さんに出しています。
写真は肉天うどん 450円。天ぷらは、吉田のうどんではめずらしいイカ天なんです。うどんのこしもちょうどよく、優しい味の魚介と醤油と味噌の合わせつゆとからめてツルツルっと食べられます。
すりだねもめずらしく真っ黒! 理由は黒ごまを使っているからなんだそう。山椒も効いていて、うどんに足すだけでまた違った味わいが楽しめます。
食べたあとに、近くの忠霊塔まで歩いてみるのもオススメです。
山梨県富士吉田市新町3-11-11
☎0555-23-1661
10:30〜14:00 火・水曜定休