10/21 ハタオリマチトーク ゲスト :福田利之 詳細版

By 2023年10月17日EVENT

今年のメインビジュアルを書いていただいた、イラストレーターの福田利之さん。ハタオリマチフェスティバルの初日10/21のハタオリマチトークに出ていただきます。
福田さんがどのように今回のメインビジュアルを描き上げたのか、ふだんのイラストの制作秘話、ハタオリマチを見てどう思ったかなど、ハタフェス実行委員の今この文章を書いている土屋と、前職時代からの関係性を持つ藤枝がお聞きします。

トークの前に少しだけぼくから福田さんに今回のメインビジュアルを頼んだ経緯をここに記しておきたいと思います。
頼んだ経緯はとっても単純で、もう10年以上前から福田さんの絵が好きだったからなんです。
はじめて福田さんのことを知った経緯は忘れてしまいましたが、ウェブサイト「ほぼ日」ではその昔、パソコンの壁紙を毎月提供してくれる企画がありまして。そこでたくさんの福田さんの絵を毎月ダウンロードしてパソコンに貼って使っていたことはとても印象に残っています。
その企画は今は「福田利之のホーム&ロック」として続いていて、スマホのホーム画面の画像が現在はダウンロードできるようになっています。こちらも毎回こんな素晴らしい絵がダウンロードして使えるのかーーーーと唸っています。どの絵を選ぶかもほんとうに悩んでしまいますね。

結局のところ、毎回メインビジュアルを描いていただく人の選定は、イベントの広報やデザインを担当しているぼくの個人的な「この人にハタフェスの絵を描いてもらいたい!」という想いから。
そのバトンを受け取ってくれたイラストレーターさんたちは、このまちに来たことがある人もない人も、富士山のフモトの織物のまちのイメージをその人のフィルターを通して描いてくれました。
今回、福田さんは今までのイラストレーターさんの中で初めて“描く前”に富士吉田に来てくれました。その時の様子が上の写真。新倉山浅間公園の忠霊塔のほうまで階段を息切らして登りましたね。

一緒にトークを聞く藤枝さんは、前職時代に福田さんと「いつか一緒にお仕事できるといいですね」と言い合ったことがあったそう。
時を経て、場所を変えて、そんな言葉があったことも知らないぼくのオファーに導かれて、福田さんと藤枝さんは再会しました。
いろいろなことがそれぞれにあって、今だからこそ、ハタフェスだからこそ繋がったこのご縁はとても嬉しいものなんです。


福田さんは今回、トークイベントとともに自らのグッズの販売、そしてご自身がデザインを手掛けるブランド「POSIPOSY」と一緒にハタフェスに参加してくれています。
絵をいかした仕事をしていくことやブランドを手がけること、これからの仕事のしかたや、福田さんがふだんどんなものを見たり聞いたりしてるかも、個人的に聞いてみたいと思っています。
先着順となりますので、トークの時間を目がけてみなさまのお越しをお待ちしております!

福田利之 profile
1967年、大阪生まれ。
エディトリアル、装丁、広告、
ムーンライダーズやスピッツのCDジャケット、
絵本、テキスタイルなどなど、
さまざまなビジュアル表現を手がける。

10/21 ハタオリマチトーク 参加概要
開催場所:喫茶檸檬
富士吉田市下吉田2丁目2−27     
時間:10/21 11:00~12:00頃
定員:25名程度(先着順)  料金:無料  ※店内でワンドリンクの注文のみ必須でお願いします