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【Talk】「布を織る人、デザインする人」(10/8)

2017年9月5日

「イイダ傘店」というオーダー傘店をご存知でしょうか?
角食やクロワッサン、そら豆などの模様があしらわれた“傘”。木彫りの動物や蚤の市で見つけたガラクタ、アイスクリームコーンの形をした持ち手の“傘”。身近なものを楽しいアイデアで傘に仕立て、ウキウキとさせてくれる個人オーダーの傘店です。オリジナルデザインの傘生地を作り、春と秋の年に2回受注会を開き、日本各地を巡っています。

店主の飯田純久さんは活動初期から自分らしい傘をつくるために国内の工場を巡り、親交を深めながらものづくりをしています。中でも一風変わった織物の技法で著書「イイダ傘店のデザイン」の中でも紹介されている工場がここ富士吉田にあります。全国でもめずらしい”ほぐし織り”の技術を持つ「舟久保織物」です。

「国内産業を若く新しい視点で見直し、職人や工場の時代淘汰に歯止めをかけていく流れが必要だ。」

本の中にこう記す飯田さんはどのように日本でものづくりをしているのでしょうか。また、それを受ける舟久保織物の舟久保勝さんは、デザイナーの求めるものをどのように受け止め、形にしているのでしょうか。お二人の話を聞くとその関係は、人と人が心を通わせてものをつくる、これからの時代のデザイナーと職人の関係を示している気がします。富士の麓の小さな街で繰り広げられる“布を織る人”と“デザインする人”のかけあいを聞きに、遊びにいらしてください。

ハタオリマチフェスティバルトークイベント
【舟久保織物 舟久保勝×イイダ傘店 飯田純久「布を織る人、デザインする人」】
日時 10月8日(日) 15:00〜
場所 中村会館駐車場 特設ブースにて
   〒403-0004 山梨県富士吉田市下吉田3丁目12−9
   富士急行線 月江寺駅より徒歩7分
入場料 無料