【Talk】「布を織る人、デザインする人」(10/8)

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「イイダ傘店」というオーダー傘店をご存知でしょうか?
角食やクロワッサン、そら豆などの模様があしらわれた“傘”。木彫りの動物や蚤の市で見つけたガラクタ、アイスクリームコーンの形をした持ち手の“傘”。身近なものを楽しいアイデアで傘に仕立て、ウキウキとさせてくれる個人オーダーの傘店です。オリジナルデザインの傘生地を作り、春と秋の年に2回受注会を開き、日本各地を巡っています。

店主の飯田純久さんは活動初期から自分らしい傘をつくるために国内の工場を巡り、親交を深めながらものづくりをしています。中でも一風変わった織物の技法で著書「イイダ傘店のデザイン」の中でも紹介されている工場がここ富士吉田にあります。全国でもめずらしい”ほぐし織り”の技術を持つ「舟久保織物」です。

「国内産業を若く新しい視点で見直し、職人や工場の時代淘汰に歯止めをかけていく流れが必要だ。」

本の中にこう記す飯田さんはどのように日本でものづくりをしているのでしょうか。また、それを受ける舟久保織物の舟久保勝さんは、デザイナーの求めるものをどのように受け止め、形にしているのでしょうか。お二人の話を聞くとその関係は、人と人が心を通わせてものをつくる、これからの時代のデザイナーと職人の関係を示している気がします。富士の麓の小さな街で繰り広げられる“布を織る人”と“デザインする人”のかけあいを聞きに、遊びにいらしてください。

ハタオリマチフェスティバルトークイベント
【舟久保織物 舟久保勝×イイダ傘店 飯田純久「布を織る人、デザインする人」】
日時 10月8日(日) 15:00〜
場所 中村会館駐車場 特設ブースにて
   〒403-0004 山梨県富士吉田市下吉田3丁目12−9
   富士急行線 月江寺駅より徒歩7分
入場料 無料

ハタフェスサポーターズ便りvol.4 「ハタオリマチのロゼットをつくろ…

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こんばんは、サポーターズのリオです!

今回のサポーターズは、ハタオリマチの生地に実際に触れてみよう!ということで、ハタ女のお2人の指導の元、去年のハタオリマチフェスティバルでもワークショップとして開催された、可愛らしいロゼットづくりに挑戦しました!

教えてくれたのはこちらの藤野さん(株式会社川栄)と井上さん(株式会社槇田商店)のお2人です。一つ一つ丁寧に手順を教えてくれました!何故か距離があります。(笑)

はい、完成です。『早い!!』って皆さんで笑い合ってます。こんなに可愛いロゼットなのに作り方はとても簡単で、実際にハタフェスでも自分の好きな生地で柄・色を選んで、オリジナルのデザインを選んでロゼットを作ることが出来ます。

ロゼット作りの素材の生地の中には、ネクタイ生地などもあり、どれも素敵で種類も多く、『これもいいなぁ‥‥あっ!やっぱこっちもいいな!』と皆さんかなり迷いながら選んでました。

生地を選んだらいよいよロゼット作り!全員が楽しそうに、尚且つ真剣な表情で取り組んでいました。

はい、完成!!皆さんの個性が溢れた素敵なロゼットたちです。1個に丹精込めた人もいれば、『何個作ってるの(笑)』と突っ込まれてる人もいました。

ロゼット作りも終わり解散‥‥と思いきや突然電気が暗くなりバースデーソングが‥‥!今日は私達が大変お世話になっている勝俣さん(市役所職員)のお誕生日ということでサポーターズ皆でお祝いしました。改めておめでとうございます!

再びになりますが、今回のロゼットづくりは、ハタフェスでワークショップとして開催します!

去年作った方も、初めてという方も、友人やお子さんとの思い出づくりに、ハタフェスご来場の証に、一つ作ってみてはいかがでしょうか‥‥

写真 / 文 : リオ (サポーターズ)

ハタフェスサポーターズ便りvol.3 「ハタオリマチを歩く」後編

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「ハタオリマチを歩く」 続いて後編です。

絹屋町を通り抜け、福源寺(ふくげんじ)へ。

福源寺は、富士吉田の有名な伝説・徐福伝説の主人公の徐福が鶴の姿で亡くなった場所でもあり、石碑を見学しました。お寺の一角で一見気づきにくいですが、福源寺にお立ち寄りの際はぜひ探してみてください。

福源寺の次は、小室浅間神社(おむろせんげんじんじゃ)へ!
この神社は富士山の女性の神様、木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメ)を祀っています。

境内には馬小屋があり、凛々しいお馬さんが待おり、9月には流鏑馬祭りというお祭りで活躍します。流鏑馬祭りでお馬さんが走ったあと、馬蹄を見て翌年の災厄を占うそうです。

渡辺さんが、雪代(ゆきしろ)という富士山の雪解けによる土石流の歴史とその対策として、川底を下げたというお話をしてくれました。

月江寺の池を通ったすぐにある、喫茶 富士。
ここは富士山写真家として有名な飯島 志津夫(いいじま しづお)氏が写真活動の拠点としていました。今は彼の奥さんが経営していらっしゃる素敵な喫茶店です。

喫茶 富士の通りを真っ直ぐ行くと、荘厳な建物が!
こちらは角田医院。今は空き家ですが、昔はお医者さんだったそうです。ちなみに去年のハタフェスでは、こちらの2階をお借りして、コンサートを開きました。

今回街歩きをした下吉田は、どこも昭和レトロな雰囲気が残っており、歩いていて暖かい気持ちになりました。
まだまだ面白いスポットが満載で、一回では回りきれないディープな街、下吉田。皆さんもぜひ歩いてみてはいかがでしょうか?

写真 / 文 :レオナ (サポーターズ)

ハタフェスサポーターズ便りvol.3 「ハタオリマチを歩く」前編

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今回、私達ハタフェスサポーターズは、さらにハタオリ(マチ)について深く知るため、富士吉田マスターの渡辺さんを筆頭に、織物の街富士吉田のルーツをたどる街歩きに行ってきました。

「ハタオリマチを歩く」前後編。今回のレポートは、サポーターズの「リオ&レオナ」がお送りします。

上の写真は今回の街歩きのルートです。

まず初めにリネンの織物を主として活躍されているテンジンさんの見学をしてきました。全員が実際にハタオリの機械を見るのは初めてだったので、ハタオリの原点や工程に触れることができた貴重な機会となりました。この古いマシーンもいい味がでてますよね‥‥

次に天神社を訪れました。天神社は富士吉田の街が織物で栄えるようにと願いを込めて建てられて神社だそうで、見学したテンジンさんはこの近くにあるのでここから名前をとったそうです。

神社の参道をまっすぐ行くと本町通りに突き当たり昔のテイラーが‥‥神社の周りにはハタオリマチの名残りが見えます。

次に訪れたのは絹屋街です。地図からその街の名は消えてこそはいますが、昔は絹の問屋街となっており、商人たちが絹の売り買いを盛んに行っていたそうです。 (後編につづく・・・。)

写真 / 文 :リオ (サポーターズ)

ハタフェスサポーターズ便り vol.2

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今回から、サポーターズの活動記録を「サポーターズ便り」としてみました。

今回サポーターズは、去年のハタフェスの写真をたくさん使って、想像力をかきたてるワークショップを実施しました。

約80枚の写真の中から、何となく好きな写真をえらぶ。去年のハタフェスを経験していないメンバーもいるので、写真を選びながら、想像力で去年のイベントに浸ってみる。こんな人たちが来てたんだ。どんな会話がかわされてたんだろうな。今年はどんな笑顔が見られるんだろう。

想い想いに写真に浸ったあとは、それを使ってちょっとしたお遊びを。

インスタグラム風のA3シートを用意して、選んだ写真を貼っていきます。

写真の人物や風景が、誰がどんなことをしているのか。どんな場所なのか。本当のところは分からないけど、勝手に想像してタイトル付けて、インスタ投稿。遊びながら、ハタフェスの楽しい様子を想像してみます。

「勝手にインスタ」で想像力をつけたあとは、今年のハタフェスをそれぞれどんなイベントになったら良いか、チームに分かれてカードを使って考えてみました。

赤いカードは主体者。青いカードは状態。

ハタフェスを通して、誰がどんな状態になったら「あぁ~、良いイベントだ!」と言えるのか。2人1組で考えてもらって、発表し合ってみました。

開けてびっくり。全チームの主体者が地元住民でした。

「地元住民が誇れるようなイベント」  「地元住民が終わったら寂しくなるイベント」  「地元住民がノリノリになるイベント」などなど。

地元のみなさんとハタフェスの橋渡しができる存在になれるように、サポーターズまだまだがんばります!

ハタフェスサポーターズ向けハタオリ講座を開催!

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今回のハタフェスサポーターズの講座では、ハタオリマチフェスティバルというイベントなので、まずは富士吉田・西桂地域のハタオリについて知っておこうということで、市内にある富士技術支援センター(山梨県産業技術センター内)の五十嵐さんにお話をしていただきました。

まさに、こちらを、ハタオリの未来を、じっと見つめる五十嵐さん。この地域のハタオリの歴史や特徴、時代の流れとともに生まれた光と影、そして今どんな未来を描こうとしているのか。約1時間にわたって、とても濃密なお話でした。サポーターズのみなさんも、なかなか知れないハタオリの話を聞いて、今回のイベントに対する気持ちが少し変化したかもしれません。

実はこの日、お話をうかがう前に、五十嵐さんへの自己紹介も兼ねて参加してくれたサポーターズのみなさんの富士吉田・西桂地域のハタオリに対する印象を聞いてみました。

(Before)

・長く使えるイメージ ・後継者が減っている・・・・。 ・オシャレで可愛い! ・昔ながらの機械を使っていて繊細! ・弱りつつある。 ・認知度が低い。

などなど、色々な印象を話してくれました。

その後、五十嵐さんのお話を聞いて、改めてそれぞれの印象を仲間たちと話し合って、言葉にしてもらいました。

(After)

・色んな人に支えられて”今”がある  ・想い、技術、文化を守り続けて今もなお”紡ぎ”続ける姿に感動しました  ・ハタオリは人と人をつないでいる  ・ハタオリは変化の時代を迎えてる

ハタオリの技術もさることながら、そこに携わる人々の想いに触れ、ハタオリマチフェスティバルがどんなイベントになれば、携わる人々が笑顔になり、また新しい仲間たちが増えていくのか。サポーターズの活動を楽しみながら、少しずつサポーターズの顔つきが変わっていきそうです。

富士技術支援センター(山梨県産業技術センター内)ブログ「シケンジョテキ」 : http://shikenjyo.blogspot.jp/

 

ハタフェスサポーターズ結成!

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第2回目となる今年のハタフェスは、昨年以上に出店者さんも増え、楽しい企画も盛りだくさんです。中でも、今回からはじめる取り組みとして、より多くの方々とイベントを盛り上げていくために、様々な出店・企画のお手伝いをしていただく”ハタフェスサポーターズ”を結成しました。

7月24日(月)にサポーターズ説明会を実施し、大学生、公務員、ご近所さんなどたくさんの方々にご参加いただきました。これまでに数回活動を経て、総勢30名程のサポーターズとなっています。みなさんとは、なかなか知れない富士吉田の街のこと、ハタオリのことを学びながら、当日お越しいただくお客さん、ご協力いただく出店者さんとともに、ハタフェスを最大限楽しむための準備を整えていきます!もちろん、ハタフェス当日もサポーターズが会場でみなさんをお迎えします!

当日までの活動は、随時こちらでご紹介していきます。共にイベントを作り、盛り上げていくサポーターズのワクワク感をお伝えてしていきますので、お楽しみに!

 

ハタフェス公式Movie「ハタオリマチノキオク」

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昨年のハタフェスで、写真家・濱田英明さんをお招きし、富士吉田の写真を撮っていただき写真展「ハタオリマチノキオク」を開催いたしました。その際に濱田さんが各所で動画もいつのまにやら撮ってくれていました。そして音楽会「ハタオリマチニヒビクウタ」にて、田辺玄さん、森ゆにさんに別のイベントの際に作曲していただいたこの街をテーマにした曲「LOOM」披露の際に、撮影した動画を編集しLOOMの音楽にあわせたムービーが完成しました。ハタフェスオリジナルのムービーとして、このまちの息吹を音楽と映像で感じてもらえるはずです。それでは聞いてください、「LOOM」。

映像監督:濱田英明 音楽:田辺玄、森ゆに

第2回 ハタオリマチフェスティバル開催します!

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hates今年も第2回目となるハタオリマチフェスティバル、通称ハタフェスの開催が決定いたしました。去年はじめて富士吉田市が主催する秋祭りとして開催したハタフェス。富士吉田の主に下吉田地域を舞台にして、人やもの、想いが行き交いました。
織物の産地として地元の様々なファクトリーブランドと全国各地の織物・テキスタイルメーカー、ブランドが集まった「ハタオリ工場祭」、手仕事のよさや古きものを大事にしている古道具などが集まる「よしだのまちの道具市」を軸に、ワークショップ、街歩き、音楽会など今年はさらにパワーアップしてコンテンツや出展者も増え開催いたします。

今年は去年よりも1ヶ月早い、10月の7日、8日(10時〜16時)の開催です。今年のイベントのメインビジュアルもできました。チラシやポスターの配布もはじまっています。ぜひ当日はこのイラストに描かれたような、富士山をふと見上げるような一瞬がみなさんにも訪れますように。
これからハタフェスのニュースやイベント内容などは随時こちらにアップいたしますので、ぜひたびたびホームページをチェックしてみてください。