
2016年のイベント初回から、ハタフェスを通してさまざまなまちとの交流をしてきました。出店に来てもらうこともあれば、県外のイベントにお声がけいただき、ハタオリマチフェスティバルとして地元の織物アイテムを持って出店に行くこともありました。そんな繋がりを生かそうとはじまったのが、「まちのおと」(街の音)というローカルマーケットです。
わたしたちの富士吉田では織物を織る「ガシャンガシャン」というおとが聞こえます。ハタオリマチのテーマソングでもある『LOOM』もそんな音をテーマに生まれました。日本全国のさまざまな「まち」にもそのまちにしかない、いとなみの“おと”があるはずです。
今回は全国から13の地域が、それぞれの活動やまちを代表するものを持ち寄り富士吉田に集まってくれます。
今年の会場はエリアG「旧山叶」(富士吉田市下吉田2-16-19)です。まちの自慢のアイテムを眺めて、出店者と会話をして、ぜひたくさんの「まちのおと」を感じてみてください。
まちのおと参加出店者
山形のおと
山の形ストア
山の形ストアは、山形の手仕事と暮らしをつなぐ「山の形」によるコンセプトショップです。山の形の品物に加え、地域に根ざしたつくりてやその活動を紹介し、東北の自然とともに生きるライフスタイル、そこから生まれたプロダクトや食品を展示・販売します。山形の気候風土や文化、その「今」を伝えるエキシビションをどうぞお楽しみください。

富山のおと
CANO
木彫り職人のまちから生まれた「旅と香り」をテーマにしたブランド「CANO かの」。植物から抽出した天然香料を使って表現される日常と旅をつなぐ香りシリーズと、職人の手しごとの美が感じられる香りを持ち運ぶ道具を製作。日常で、旅先で、心地よい香りを取り入れれば、どこにいても私らしい居場所になる、をテーマに新しいライフスタイルを提案しています。

鎌倉のおと
POMPON CAKES
2011年に三輪自転車のケーキ屋「POMPONCAKES」として、手作りのケーキを鎌倉のまちなかで売り歩く行商スタイルからはじまりました。POMPONCAKESはケーキづくりとともに、異なる業種の小商いを重ね、それぞれが補い合いながら循環の輪をつくることを目指しています。現在は菓子の製造販売のほか、縫製事業やギャラリーなども運営しています。

長野のおと
風旅出版
長野を拠点に、全国47都道府県を飛び回る編集チーム「Huuuu」の自社出版レーベル「風旅出版」。読者の心に「好奇心の原資」を生むような出版を行っています。最新刊の「都市と路上の再編集」や、長野県信濃町に暮らす人々の価値観を徹底取材した「A GUIDE TO SHINANO-MACHI」など自社出版の本をみなさんにお届けします。

岐阜のおと
さかだちブックス
こんにちは! 岐阜やまちの情報を365日発信しているローカルメディア「さかだちブックス」です。2025年5月に出版したさかだちブックスの新刊である、岐阜県各務原市・那加公園エリアの本『NAKA VISION』をはじめとする自社の出版本のほか、岐阜にまつわる雑貨や食品をセレクトしてお持ちします。今年もハタフェスで皆さんとお会いできるのを楽しみにしていますー!

岡崎のおと
Okazaki Micro Hotel ANGLE
「Okazaki Micro Hotel ANGLE」は、愛知県岡崎市で一番古かったカメラ屋をリノベーションした小さなホテル。「暮らし感光」をテーマに、あたりまえの日常に潜んでいる街の魅力を掘り起こし、地域の大切な価値を伝え続ける、街の編集室を目指しています。今回も岡崎のPark Side Cafe、人々さんと合同で岡崎を伝えます。

真鶴のおと
真鶴出版+珈琲店 watermark+パン屋秋日和(19日のみ)
19日の日曜日のみとなりますが、神奈川県唯一の過疎地・真鶴町より、泊まれる出版社を営む真鶴出版と、焙煎所を営むwatermark、パン屋秋日和で合同出店します。

三重のおと
かもしか道具店(18日のみ)
三重県・萬古焼の窯元、山口陶器の自社ブランド「かもしか道具店」です。かもしか道具店の使命は「たのしく、しっかりとした生活文化」を発信し、食卓を通じ幸せを届けるを掲げています。みなさんの食卓で使っていただけるものをぜひご覧ください。

奈良のおと
オフィスキャンプ
オフィスキャンプは、シェアとコワーキングのスペース「オフィスキャンプ東吉野」で繋がったフリーランスを束ねた組織である。クリエイティブディレクター、プロダクトデザイナー、グラフィックデザイナー、ジュエリーデザイナー、テキスタイルデザイナー、編集者、ライター、写真家、木工職人、元行政職員など幅広い職能を持った人たちの集団です。今年も東吉野周辺でつくられたものたちを持って富士吉田のみなさんに会えるのを楽しみにしています。

神戸・日本のおと
りすなお店(Re:S)
あたらしい“ふつう”を提案する Re:S(りす)のお店です。日本を旅する編集者・藤本智士による出版レーベル「Re:Standard Books」の書籍や、各地で出会ったメーカーさんと一緒に作った商品、セレクトしたアイテムを販売しています。作り手が見えるもの、実際に使っているもの、旅のおともに最適なもの、あなたの暮らしのスタンダードになってくれるものを提案します。

山口のおと
ruco+水の上窯+à tes côtés
山口県で3店舗を運営する株式会社haseは多様な価値観を芽吹かせる土壌を耕し場所や土地に、新たな火を灯していきたいと考えます。既存の価値観に縛られることなく、「想いを馳せる」物理的な動きに固執せず、精神的な放浪を促す街の風景に寄り添っていけるような場所を生み、育てていきます。今年はruco、水の上窯、à tes côtés アテコテの合同チームで富士吉田へ伺います!

熊本のおと
ヤマチク
熊本県南関町から初参加!純国産の「竹の、箸だけ。」を60年以上作り続けるヤマチクです。「箸」という字は竹かんむり。日本のお箸の歴史は竹からはじまりました。軽くてしなやかな竹のお箸は、日本の食卓には欠かせない大切な暮らしの道具です。

鹿児島のおと
momoyori
まちとひとを伝える、もっとも最寄りな場所へ、momoyoriです。おすすめの鹿児島プロダクトと、冷える身体を温める芋焼酎を持って行きます!


