2016年のイベント初回から、ハタフェスを通してさまざまなまちとの交流をしてきました。出店に来てもらうこともあれば、県外のイベントにお声がけいただき、ハタオリマチフェスティバルとして地元の織物アイテムを持って出店に行くこともありました。そんな繋がりを生かそうとはじまったのが、「まちのおと」(街の音)というローカルマーケットです。
わたしたちの富士吉田では織物を織る「ガシャンガシャン」というおとが聞こえます。ハタオリマチのテーマソングでもある『LOOM』もそんな音をテーマに生まれました。日本全国のさまざまな「まち」にもそのまちにしかない、いとなみの“おと”があるはずです。
今回は全国から9つの地域が、それぞれの活動やまちを代表するものを持ち寄り富士吉田に集まってくれます。会場である「旧田辺工場」(富士吉田市下吉田1-4-3)に、全国のさまざまなアイテムが揃います。まちの自慢のアイテムを眺めて、出店者と会話をして、ぜひたくさんの「まちのおと」を感じてみてください。
まちのおと参加出店者
❶山形のおと
山の形ストア
山の形ストアは、山形の手仕事と暮らしをつなぐ「山の形」によるコンセプトショップです。山の形の品物に加え、地域に根ざしたつくりてやその活動を紹介し、東北の自然とともに生きるライフスタイル、そこから生まれたプロダクトや食品を展示・販売します。山形の気候風土や文化、その「今」を伝えるエキシビションをどうぞお楽しみください。
❷鎌倉のおと
POMPON CAKES
2011年に三輪自転車のケーキ屋「POMPONCAKES」として、手作りのケーキを鎌倉のまちなかで売り歩く行商スタイルからはじまりました。POMPONCAKESはケーキづくりとともに、異なる業種の小商いを重ね、それぞれが補い合いながら循環の輪をつくることを目指しています。現在は菓子の製造販売のほか、縫製事業やギャラリーなども運営しています。
❸諏訪のおと
ReBuildingCenterJAPAN
わたしたちは長野県諏訪市で、カフェを併設した古材と古道具を販売するリサイクルショップを営んでいます。家屋や工場の解体やお片づけの現場から、行き場を失ってしまったものをレスキュー(買い取り)し、それらをメンテナンスして販売、またレスキューした古材やガラスを使ってオリジナルプロダクトの制作もしています。
❹岐阜のおと
さかだちブックス×マーケット日和
岐阜やまちの情報を365日発信しているローカルメディア「さかだちブックス」です。岐阜にまつわる食品や雑貨、書籍をセレクトしてお持ちします。また今回は、さかだちブックス編集部がある岐阜県各務原市で毎年11月3日に開催される一大イベント「マーケット日和」とコラボし、イベントのPRもさせていただきます!今年もハタフェスで皆さんとお会いできるのを楽しみにしていますー!
❺岡崎のおと
Okazaki Micro Hotel ANGLE
愛知県岡崎市にあるMicro Hotel ANGLEというカメラ屋さんをリノベーションした小さな宿です。今回は「泊まれないホテル」と題して、宿を持っていきます。フロントでは岡崎市のお酒やドリンクやグッズの販売、岡崎という街の案内とともに、宿の予約も受け付けします。2日目のみ宿近くの焼き菓子店「人々」のスコーンやタルトを販売します。
❻福井のおと
SAVA!STORE
福井のものづくり集積地である越前鯖江エリアで作られた現代の暮らしに寄り添う“アップデート“工芸品など、福井ならではのプロダクトをお持ちいたします。
❼三重のおと
かもしか道具店
三重県 萬古焼の窯元 山口陶器です。自社ブランド かもしか道具店の企画 製造を行っております。
❽奈良のおと
オフィスキャンプ
オフィスキャンプは、シェアとコワーキングのスペース「オフィスキャンプ東吉野」で繋がったフリーランスを束ねた組織である。クリエイティブディレクター、プロダクトデザイナー、グラフィックデザイナー、ジュエリーデザイナー、テキスタイルデザイナー、編集者、ライター、写真家、木工職人、元行政職員など幅広い職能を持った人たちの集団です。仕事の範囲も行政案件から、拠点の指定管理、都市及び製造業のブランディング、印刷物やwebの制作、イベント企画・運営、各種取材撮影、木工プロダクトのデザイン及び生産など、多様な仕事を行なっています。プロジェクト毎にチームが組まれ、社外のリソースも活用しながら、複数のプロジェクトを同時並行しています。
❾山口のおと
萩ゲストハウスruco
山口県で3店舗を運営する株式会社haseは多様な価値観を芽吹かせる土壌を耕し場所や土地に、新たな火を灯していきたいと考えます。既存の価値観に縛られることなく、「想いを馳せる」物理的な動きに固執せず、精神的な放浪を促す街の風景に寄り添っていけるような場所を生み、育てていきます。