ロングライフをテーマに暮らしや観光をデザインの視点で見つめ直すD&DEPARTMENTが郡内地域の機屋10社から、長くつくり続けられている定番生地を選定し、新企画「ARCHIVES」としてバッグコレクションをハタフェスで発表します!
今回のハタフェスで発表されるD&DEPARTMENTの新しい活動「ARCHIVES」。高度な技術でつくられた個性あふれるテキスタイルをそれぞれの工場の定番と位置付け商品化し、日本の繊維技術の素晴らしさを伝えることを目的に企画されています。
もともとD&DEPARTMENTでは、工場に眠るストック生地を再活用する「FROM LIFESTOCK」を展開していました。近年はそうした活動が一般的になり、各工場はストック生地の整理が進んで在庫が減ってきたそう。そうした中で産業が未来に続いていくために次にやるべきことを考えて生まれた新ラインがこの「ARCHIVES」です。
ARCHIVESでは、繊維工場の技術の結晶を定番とし、極力生地を無駄にしない仕様で作ったバッグで展開します。こうすることで、生地にかけられる金額を上げ、工場といっしょに歩む持続可能なものづくりのカタチを探ります。
写真のバッグは羽田忠織物さんの生地を使用しています。他にもさまざまな機屋さんの生地を使用したバッグが並びますので、ぜひ【Hエリア:旧山叶】のD&DEPARTMENT出店ブースでご覧になってみてください。
また、10月20日(日)には、D&DEPARTMENTのファッション部門コーディネーターの重松久惠さんをお迎えし、トークイベントを行います。
トークでは、今回のハタフェスで発表する新ラインナップARCHIVESについてのお話を伺うとともに、富士吉田の織物工場で自社ブランド開発の道を切り開いてきたテンジンファクトリーの小林新司さん、HADACHUの羽田正二さんのお二人に登壇いただき、重松さんが生地のことと同じくらい興味があるという職人たちのライフスタイルについて掘り下げます。
工場の定番生地はどんな人たちがどんな風に作っているのか、その背景も含めてお届けします。会場は新エリア山叶。産業の持続可能性、地域との向き合い方、プレイヤーたちの生の声を聴きにぜひともお越しください!
【ARCHIVES by D&DEPARTMENT PROJECT|〜技術を残し、未来に繋ぐ、ものづくり〜】
guest:重松久惠(D&DEPARTMENT)
日時:10月20日(日)13:00〜14:00
場所:旧山叶 特設ステージ
定員:25名程度(先着)
料金:無料(会場に直接お越しください)